firmee 法務部門ユーザー 操作マニュアル
English
USER MANUAL ・ 法務部門

firmee 操作マニュアル

本マニュアルは、法務部門ユーザー向けに firmee の基本操作を説明します。ログインから事件の作成・管理、検索、連絡先・組織管理までを順に解説します。

SECTION 01

ログイン

法務部門ユーザーは、パスワード不要のマジックリンクでログインします。

メールアドレスを使用してログイン

1

ログインページ https://app.firmee.com/login を開き、マジックメールログイン画面を表示します。

2

ご自身のメールアドレスを入力し、「マジックリンクを送信」をクリックします。

3

入力したメールアドレス宛にログイン用リンクが届きます(リンクの有効期限は30分です)。メール内のリンクをクリックすると、ログインが完了し事件一覧が表示されます。

新規ユーザーの場合、部門管理者に依頼

アカウントをお持ちでない場合は、ご自身で登録することはできません。所属部門の管理者にユーザー登録(招待)を依頼してください。招待されると登録用メールが届き、上記の手順でログインできるようになります。

参照

管理者側の招待手順は「7. 組織管理 > 担当者の追加」を参照してください。

SECTION 02

事件作成

事件は、トップバーから手動で作成する方法と、書類スキャンによりAIが起票する方法があります。

手動で作成する(トップバーから事件タイプを選択)

1

画面上部の「+新規」をクリックし、「事件」にカーソルを合わせます。

2

表示される事件タイプ(訴訟など/仲裁/裁判外紛争解決手続きその他/重大トラブル)から、作成したい種別を選びます。新規事件作成フォームが開きます。

3

当事者を登録します。「名前や会社名で検索」から既存の連絡先を選ぶか、「新規作成」で新しく作成します。事件名・訴額など必要項目を入力します。

参照

当事者・相手方・相手方代理人をあらかじめ用意したい場合は「6. 連絡先の管理」を参照してください。

4

「登録する」をクリックすると、事件が作成され詳細画面が表示されます。

AIで作成する(書類スキャン)

訴状・答弁書・申立書などの書類から、AIが内容を読み取って事件を起票できます。

1

「+新規」→「事件」→「書類スキャン」を開きます(AI書類解析 − 事件登録)。

2

PDF・Word・画像の法律書類をアップロードして「解析開始」をクリックします。

3

AIが抽出した事件情報・連絡先情報を確認・編集し、「事件を登録」で一括登録します。

注意

この機能はAIの外部APIを利用します。ご利用環境によっては利用できない場合があります。

SECTION 03

事件詳細を開く

事件への情報追加やステータス確認は、まず事件詳細画面を開くところから始まります。

1

画面上部の「事件」タブをクリックし、事件一覧を表示します。一覧上部のタブ(すべて/訴訟など/仲裁/裁判外紛争解決手続きその他/重大トラブル/重大トラブル以外)で、事件種別ごとに絞り込めます。「重大トラブル以外」は、重大トラブル種別の事件を除いた一覧を表示します。

2

一覧から確認したい事件の「事件名」をクリックすると、事件詳細画面が開きます。以降の操作はこの事件詳細画面が起点になります。

SECTION 04

事件への情報追加

事件詳細画面を起点に、内容の編集や経過・タスク・予定を追加できます。

編集

1

事件詳細の「編集」を開きます。

2

内容を変更します。

3

「更新する」をクリックして保存します。

経過追加

経過はメモとして記録します。法務部門では経過タイプを「進捗あり」「記録のみ」から選べます。

1

事件詳細画面のアクション「新規」から「経過」を選んで入力フォームを開きます(対象事件が自動で紐づきます)。

2

件名・経過タイプ・内容を入力します。

ヒント

「メール通知?」を「はい」にすると、関与する担当部署・担当者全員に通知が送られます。

3

「登録する」で保存すると、事件詳細の経過に表示されます。

経過のエクスポート

画面上部の「経過」タブから経過一覧を開き、CSV形式で書き出せます。「事件経過エクスポート」は全経過を、「重大トラブル以外(経過)」は重大トラブル種別の事件に紐づく経過を除いた一覧を出力します。出力には事件名に加えて事件概要列も含まれます。

タスク追加

担当者と締切日を設定して、やるべきことを管理できます。

1

タスクの入力フォームを開きます。

2

件名・締切日・担当者・備考を入力します。

3

「登録する」で保存します。

予定追加

期日・打ち合わせなどの日程を登録できます。

1

予定(期日)の入力フォームを開きます。

2

開始日時・法廷・備考などを入力します(ビデオ会議の作成も選べます)。

3

「登録する」で保存します。

関与部署の管理

事件に関与する部署(担当部署)は、事件詳細の「関与部署」から追加・確認できます。

1

事件詳細画面上部のアクションから「関与部署」をクリックします。

2

「関与部署の管理」画面が開きます。「組織内」「組織外」タブから部署・担当者を選び「登録する」をクリックすると、関与部署として追加されます。すでに登録済みの関与部署は「関与部署一覧」に表示されます。

SECTION 06

当事者・相手方・代理人の事前作成(連絡先の管理)

当事者・相手方・相手方代理人などをあらかじめ連絡先として登録しておくと、事件作成時に素早く紐づけられます。連絡先一覧の上部に「新規作成」「宛名ラベル作成」「CSV出力」があり、一覧上部のタブ(すべて/当事者/相手方/相手方代理人/当社側代理人/取引先/その他)で区分ごとに絞り込めます。

フォームから新規作成

1

「新規作成」から種別(個人/法人・行政機関/法曹 など)を選んでフォームを開きます。先頭で属性(当事者/相手方/相手方代理人/当社側代理人/取引先/その他)を選びます。

2

氏名(姓・名・かな)や連絡先情報を入力します。

3

「登録する」で保存すると、連絡先の詳細が表示されます。

ヒント

一度登録した連絡先は、事件作成時の「当事者」欄などで名前や会社名から検索して再利用できます。繰り返し関わる当事者・相手方・相手方代理人をあらかじめ登録しておくと、事件登録がスムーズになります。

名刺から追加

名刺画像をアップロードすると、AIが内容を読み取って連絡先を作成できます。

注意

この機能はAIの外部APIを利用します。ご利用環境によっては利用できない場合があります。

エクスポート

連絡先一覧の「CSV出力」から、一覧をCSV形式で書き出せます。

SECTION 07

組織管理

入口

組織管理は、設定(⚙)→「プロフィール」→「自分の組織名」をクリックして、組織(部門)の画面に入って行います。

担当部署の追加(firmeeに依頼)

部署(組織)の新規追加は、利用者側の操作ではなく firmee(サポート窓口)への依頼で行います。追加が必要な場合は firmee にご連絡ください。

担当者の追加(招待メール送信)

firmee では、ユーザーを2種類に分けて運用します。

担当者ユーザー
各個人を表すユーザー。日常業務(事件・経過・タスク・予定の登録など)はこのユーザーで行います。
担当部署ユーザー
部門そのものを表すユーザー。メンバー(担当者)の追加・管理など、部門全体に関わる操作を行います。
前提

担当者の追加は、担当部署ユーザーとしてログインして操作します。(日常業務で使う担当者ユーザーではなく、部門を管理する担当部署ユーザーで行ってください。)

1

プロフィール画面の「担当者の追加」を開きます。

2

名前と認証メールアドレスを入力し、「このアドレスに招待メールを送信する」をクリックします。招待された方には登録メールが届き、「1. ログイン」の手順でログインできます。

事件数の表示

組織詳細の「事件管理」で、組織全体および担当部署ごとの事件数(全事件/継続/終結)を確認できます。カッコ内は、その担当部署が担当部署となっている事件の数です。

管理権限・アクセス権の設定

  • 組織詳細の「担当部門/担当者」セクションで、メンバーの管理権限を設定できます(権限がある方はチェックボックスをクリックして変更できます)。
  • アクセス権のポリシー(例「組織全員と事件を共有」「担当者は全連絡先にアクセス可能」)は、組織詳細の「その他設定」に表示されます。

テンプレート登録

よく使う文書テンプレート(.docx)を登録しておくと、文書作成時に利用できます。

1

組織詳細の「文書作成テンプレート」を開きます。

2

テンプレート文書をアップロードして登録します。差し込み(変換)項目は画面内の「変換項目リスト」を参照してください。

SECTION 08

オフライン利用(アプリのインストール)

firmee をスマートフォンやパソコンのホーム画面に追加すると、アプリのように起動できます。追加したアイコンから起動した場合は、直近の事件が端末内に保存され、出張先や移動中など通信が届かない場所でも事件を閲覧できます。

ホーム画面に追加する

  • iPhone / iPad(Safari):firmee にログインした状態で共有ボタンを開き、「ホーム画面に追加」を選びます。「Web アプリとして開く」はオンのままにしてください。
  • Android(Chrome):右上のメニューから「アプリをインストール」または「ホーム画面に追加」を選びます。
  • パソコン(Chrome / Edge):アドレスバー右側のインストールアイコンから追加します。
注意

オフライン用データの準備は、ホーム画面に追加したアイコンから起動したときだけ行われます。通常のブラウザのタブでは準備も更新ボタンの表示も行いません。追加後のログイン状態は通常のブラウザとは別に保持されるため、初回はログインが必要です。

オフラインで見られるもの

  • 更新の新しい事件 10 件の事件詳細
  • その事件に紐づく連絡先・経過・予定(各事件 5 件まで)
  • 準備した時点の事件一覧
  • 期日・打ち合わせの新規登録フォーム

オフライン中は画面左下に「オフライン — ◯月◯日◯◯:◯◯ 時点のデータ」と表示されます。保存されていない画面を開いた場合は、保存済みの事件一覧に切り替わり、その旨のメッセージが表示されます。オンラインに戻ってからもう一度開いてください。書類・添付ファイル、CSV 出力、決済まわりの画面はオフラインでは利用できません。

オフライン用データを更新する

準備は原則 12 時間ごとに自動で行われます。出張や期日の前に最新の内容を持ち出したいときは、事件一覧の上部またはプロフィールの「設定」→「オフライン」から自分で更新できます。

  • この端末で初めて使う場合は「この端末でオフライン保存を有効にする」、有効にしたあとは「オフライン用データを更新」が表示されます。
  • ボタンの下に「最終確認:◯◯/◯◯/◯◯ ◯◯:◯◯」と、最後に確認した日時が表示されます。
  • 準備中は「準備中 ◯ / ◯件」、完了すると「オフラインで利用できます」と表示されます。
  • 端末の保存容量が足りず一部だけ保存できた場合は「◯件中◯件を保存しています」と表示されます。保存できた分はそのまま閲覧できます。
  • オフライン中は更新できません(「オンライン接続後に更新できます」と表示されます)。準備に失敗した場合はしばらく待ってからの再試行となり、「次回更新可能:◯◯/◯◯/◯◯ ◯◯:◯◯」と表示されます。

保存データの扱い

  • 保存したデータは、最終の準備から 7 日で期限切れになります。
  • ログアウト、別のユーザーへの切り替え、端末のデータ削除を行うと消去されます。
  • プロフィールの「設定」→「オフライン」から「この端末のオフラインデータを削除」「オフライン保存を無効にする」をいつでも実行できます。
  • 共有端末でのオフライン保存は推奨していません。